米善機工とは

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　専門商社のなかでも「機械工具商社」は少しだけニッチな商社です。しかし日本のモノづくり産業を支えるという大きな役割を担っています。時代と市場ニーズの変化に的確に対応し、進化し続ける、熊本を代表する機械工具商社である米善機工をご紹介します。

　「機械工具商社」と聞いても、なかなかピンと来ない人もいらっしゃるのではないのでしょうか？「機械工具商社」とは、製造業の現場で使用される機械・工具・機器全般を取り扱う専門商社を指します。当社は1946年にこの機械工具販売を生業として、熊本市で創業しました。

　日本の製造業は世界をリードする日本の基幹産業であり、今後も技術革新をし続ける日本の成長分野です。熊本県内にも半導体、自動車、造船、鉄工、食品工場など、数多くの進出企業、地場企業があります。米善機工はこれらの製造業の現場をサポートする機械工具商社として、熊本県内のモノづくり企業の発展と共に成長し、健全経営を続けており、熊本のモノづくりの発展に、なくてはならない存在であると自負しています。

　事業環境が激しく変化する中、環境変化を先取りした独自の成長戦略が不可欠として、2012年に長期事業戦略をスタートしました。その取り組みの一つが2014年のエンジニアリング部門の新設です。これは従来の機械工具販売を核として、設計から設置工事、メンテナンスまでをトータルでサポートする部門です。ロボット導入によるラインの自動化などを一括して請け負う、エンジニアリング商社を目指しています。

　また近年、第4次産業革命といわれるIoT、AIなどによる技術革新が急速なスピードで進行しています。製造現場の生産機器を接続し、情報を集約して、生産性の向上と高品質化を目指したスマートファクトリ化は、その一つの重要な手段です。当社は2018年にスマートファクトリ推進室を新設しました。当社は機械工具専門商社としての基盤の強みを活かし、ＦAメーカーとタイアップして、工場の見える化、ロボット化、高品質化を解決する、スマートファクトリ化を推進しています。

　当社は２０１７年１２月に経済産産業省から、地域の経済成長を力強く牽引する事業展開が期待される企業として「地域未来牽引企業」に選定されました。これは熊本県から認定された「リーディング育成企業」や「ブライト企業」と合わせて、機械工具商社からエンジニアリング商社への発展を目指す当社の取り組みが高く評価されたものです。これからも多様化するお客様のニーズを的確にとらえて、最適の商品、サービスをタイムリーにご提供し、お客様の品質と生産性の向上に貢献するオンリーワンの存在となるよう、100年企業に向かって社員一丸となって前進してまいります。