代表メッセージ

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　このページでは、当社の代表取締役社長の十時（ととき）から、大阪府大阪市を代表するものづくり企業である東亜精機工業株式会社の目指す方向性や、求める人材像などをお伝えします。日本の基幹産業である製造業を支えるものづくり企業で働きながら、自分の夢を実現したい方は、ご一読ください。

　東亜精機工業は、2023年に100年企業の仲間入りをするものづくり企業です。私で3代目を迎えています。古い書類を見てみると戦時中の国による監査などの記録もあり、当社の歴史を振りかえることが出来て、歴史の長さを感じます。
　当社の強みは長年の実績による安定した品質での製品提供と歴史に裏付けられた加工技術にあると言えます。当社の歴史について少し紹介をすると、創業当初は部品製造をメインに行っていました。いわゆる受託製造ですね。その後、国内で自動車産業が発展していく過程において検査・品質管理工程を担うゲージの設計から製造までを行うメーカーとなりました。昭和４０年頃には、より付加価値の高い分野へということで、現在の形である工作機械用の治具のメーカーとしての仕事を行うようになり、今では国内外に広くお客様がいらっしゃいます。

　当社のお客様は世界中にいらっしゃると紹介をしましたが、国内生産だけでなく、2012年にはタイ工場を作り、東南アジアを中心に自動車産業のニーズをとらえる取り組みも進めています。今後も、大阪本社がメインであり、国内からお客様に価値を提供するという姿勢が変わることはありません。しかし、市況に合わせた柔軟性も企業としての永続性を考慮した場合には必要です。ニーズのあるところに進出し価値を提供するというチャレンジ精神は、変わらず持ち続けて行きます。
　また、当社の価値は業界における長年の実績に基づく技術力にあると言えます。今後も当社がもノづくり企業として永続して行く上で、熟練工の持つ技術の伝承は一つのポイントと言えます。若返りを進め、次世代を担う人材育成が、今の当社が注力している点となります。

　今後、当社では若手育成とものづくり技術の探求を進め、長く続く、100年企業を目指していきます。これまで暗黙知として継承されてきた技術力に価値を持つ当社としては、若い社員がその技術に磨きをかけ、発展させて行くことを期待しています。そのため、ものづくりに少しでも興味がある方、学校などでものづくりを経験した方々を対象に採用を進めています。　
また、ものづくりはお客様の要望にお応えし、価値を提供するという点からサービス業を経験している方の採用をここ１～２年で取り組み始めています。
　長く勤めてもらうためにも、ご家族に「その企業に勤められて、よかったね」と言ってもらえるような企業づくりを進めていきますので、ものづくりが好きな方・100年企業を目指す当社のビジョンに共感していただける方との出会いを求めています。